2017年9月19日火曜日

『月刊MdN 2017年10月号』

 今回の特集は「絶対フォント感を身につける。{明朝体編}」。例のごとく「絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳2017」が付録小冊子としてついており、「絶対フォント感を身につける。」シリーズとしては3回目となる(前回は2016年11月号)。特集は「明朝体編」となっているが、付録には明朝体だけでなく、ゴシック体、毛筆・硬筆体、デザイン書体なども含めた668書体が掲載されている。
 書体を見るとき、レトロ系、ベーシック系、アップデート系を大まかにカテゴリ分けしたり、さらに築地系か秀英系かを見たりと、基本的なポイントをいろいろと教えてくれる。そういう視点から文庫や雑誌などを眺めてみると、なるほど今まで気にならなかった書体の違いによる雰囲気の差がなんとなく感じられるようになる。これはこの書体だ、という絶対フォント感はもちろんそう簡単には身につけられないけれど、不思議と好きな書体というのができてきて、それだけは見分けられるというレベルにはわりとすぐに達するような気がする。気になるフォントがあったら付録の見本帳で調べてみるという地道な付重ねが、絶対フォント感を生み出していくのだろう。文字好きにはたまらない1.5冊(本編+付録)。

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