2018年8月5日日曜日

『おいしいうた』福原希己江

 2011年。
 私は知らなかったし観てもいなかったのだけれど、『深夜食堂』というドラマや映画があったのですね。そこで音楽を担当していたのがこの福原希己江というシンガーソングライターなのだという。このアルバムは、そのうちのTBSドラマ『深夜食堂2』で使われた曲が入っている、彼女にとってのファーストアルバムだということらしい。クラシックギターの音色と彼女の声だけのシンプルな構成だ。録音場所が撮影現場と自宅の台所というのがおもしろい。「できること」とか「なかないで」とかふつうの曲もあるんだけど、「からあげ」「あさりの酒蒸し」「青椒肉絲(チンジャオロース)」「肉じゃが」「たいやき」みたいな食べ物の曲も多くて、そっちは全然ふつうの歌詞じゃないから逆に気になってしょうがない。まあ、食堂がテーマのドラマの挿入歌だからそういう曲が多くなってしまうのは必然なのだろうけれど。
 ギターの弾き語りって、聴いていてなんだかほっとする。自分が家で歌うときはどうしてもそういう組み合わせになってしまうから、親しみを感じるのかもしれない。福原はずっとギターを片手に音楽を奏でてきたみたいだけど、2017年からリュートに持ち替えたらしい。どんな音楽に進化したのだろう。ちょっと気になる。

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